こんにちは!
江津しょうぶ苑 訪問看護ステーションの古庄と申します。初投稿になります。
今後は「健康」について、看護とリハビリテーション双方の目線から投稿して参ります。
早速ですが、「フレイル」という用語は聴かれた事があるでしょうか?
フレイルとは「年齢に伴い運動機能や認知機能等が低下し、沢山のストレスに対し心身の脆弱性が亢進した状態の事」で、一方で「適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態」をいいます。
もっと分りやすくイメージする為にチェックしてみましょう☑。
どうでしょうか?思い当たる事はありませんか?
学生時代に比べると家庭や仕事であっという間に年を経て、運動習慣が減ったり食事が偏ったりする事は誰でも考えられます。
フレイルの状態では、風邪をこじらせて肺炎を発症したり、怠さのために転倒し打撲や骨折をする可能性があります。また、入院すると環境の変化に対応できずに、一時的に自分がどこにいるのか分からなくなったり、自分の感情をコントロールできなくなる事、入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまう事も考えられます。