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江津しょうぶ苑だより

フレイルってなに?

こんにちは!

江津しょうぶ苑 訪問看護ステーションの古庄と申します。初投稿になります。

今後は「健康」について、看護とリハビリテーション双方の目線から投稿して参ります。

早速ですが、「フレイル」という用語は聴かれた事があるでしょうか?

フレイルとは「年齢に伴い運動機能や認知機能等が低下し、沢山のストレスに対し心身の脆弱性が亢進した状態の事」で、一方で「適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態」をいいます。

もっと分りやすくイメージする為にチェックしてみましょう☑。

どうでしょうか?思い当たる事はありませんか?

学生時代に比べると家庭や仕事であっという間に年を経て、運動習慣が減ったり食事が偏ったりする事は誰でも考えられます。

フレイルの状態では、風邪をこじらせて肺炎を発症したり、怠さのために転倒し打撲や骨折をする可能性があります。また、入院すると環境の変化に対応できずに、一時的に自分がどこにいるのか分からなくなったり、自分の感情をコントロールできなくなる事、入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまう事も考えられます。

 家族や医療者が早く気付き対応する事ができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る可能性を減らせる可能性があります。
H30年の今年から、厚生労働省もフレイル対策に取り組む方針とされ「低栄養・過体重に対する栄養相談・指導」「摂取等の口腔機能低下に関する相談・指導」が実施され、対策事業では訪問看護ステーションの活用も提案されています。
長文となりました<(_ _)>次回はフレイル対策として運動面についてお話しさせていただきます。
 最期までご観覧いただきましてありがとうございます(^_^)/

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